選評
僕は君たちに武器を配りたい

この本のタイトルにある「武器」が本文中ではものすごく大きな活字で著されています。しかも強烈な内容のものが多く、若い読者には刺激になる一冊。20代から30代の方には是非読んで欲しいと思います。「40代・50代の会社員は幸せそうにして」はいけないらしいです。。。

三省堂札幌店 杉本佳文さん

文章量は多くないのだけれど読了へ少々時間を要しました。むしろ理解するのに時間を要したというべきですか。「武器」を使いこなすには知識・知能が無ければ意味が無い、個人を高めて行かなければ生き残れない。なんかグサグサ刺さりました。  でも本当のことかもしれません、自分が生き残る為の術が書かれた「もっと若い頃に読んでおきたかった1冊」です。

ブックセンタークエスト黒崎本店店長 今里文彦さん

これから社会にでていく人間が、どのように「武器」を持ち、自身をコモディティ化させずに生き残るか。学生にはぜひおすすめしたい1冊。「スキルよりも教養を。」という考え方は、30代以上でも仕事観の視野、選択肢を広げるためにも有益。

旭屋書店営業部仕入統括課 西山純子さん

資本主義の仕組みに触れながら、これからの変化の激しい時代を生きぬく溜めに必要なことを教えてくれる良書。

丸善ラゾーナ川崎店ビジネス書担当 中村優介さん

学生、これから社会でサバイバルしていく若者にとっての今もっとも手に取ってほしい1冊である為。合理性優位主義、政治の弱体化、グローバル時代…これらを自分の中で咀嚼しながらも日常的な不満と戦っていくには、これまでのビジネス書では太刀打ちできない。こんな時代だからこそ、きれいごとなし、自分自身がまず生き残るための手引書である。

楽天ブックス 中野敦子さん

入荷してきたときに、この本は売れる!と思いました。国にも会社にも頼れない、そんな時代に自分で自分の道を切り開くにはどうしたらよいのか? 時代が求めていた一冊だと思います。

紀伊國屋書店新宿南店5階 堀内しげみさん