ごあいさつ

「ビジネス書大賞」は、1年間を代表するビジネス書を選出し表彰する日本初のビジネス書のアワードです。

「ビジネス書のプレゼンスをさらに大きなものとすることで、出版業界の活性化に貢献するとともに、日本のビジネスパーソンの成長、ひいては日本の産業界の 発展に貢献する」ことを目的に、2009年10月に創設、2010年に第1回、2011年に第2回を開催させていただき、以下のような結果となりました。

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《ビジネス書大賞2011の結果》

【大賞】 『ストーリーとしての競争戦略』(楠木健、東洋経済新報社)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海、ダイヤモンド社)
【最優秀著者賞】 佐々木常夫(『働く君に贈る25の言葉』『そうか、君は課長になったのか』WAVE出版)
【ベスト翻訳ビジネス書賞】 『20歳のときに知っておきたかったこと』(ティナ・シーリグ、阪急コミュニケーションズ)

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《ビジネス書大賞2010の結果》

【大賞・出版社賞】 『ブラック・スワン』(ナシーム・ニコラス・タレブ、ダイヤモンド社)
【書店賞】 『成功は一日で捨て去れ』(柳井正、新潮社)
【ブロガー・マスコミ賞】 『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』(神永正博、ディスカヴァー)
【読者賞】 『起きていることはすべて正しい』(勝間和代、ダイヤモンド社)
【新人賞】 『「20円」で世界をつなぐ仕事』(小暮真久、日本能率協会マネジメントセンター)

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今回の選考は以下のようなプロセスにて行いました。
●審査員: ビジネス書に造詣の深い書店員様、企業経営者様、書評家様、ブロガー様、新聞・出版社のご担当者様(約100名様にご依頼)。
●対象作品: 2011年1月から2011年12月刊行のビジネス書を対象としました。
(新書、文庫は書き下ろし作品のみを対象としました。小説などフィクション作品は対象外、ただし、物語形式のビジネス書などは対象としました。その他は審査員様各自のご判断でノミネートいただきました。)
●選考方法:
(1)対象のビジネス書新刊から、3冊を選び理由とともに投票いただく。

(2)集計の上、上位10作品をノミネート作に選定する。

(3)ノミネート作10作品よりベスト3を理由とともに投票いただく。

(4)集計の上、順位を決定、さらに最終審査会にて各賞を決定する。

今回、一次投票には約70名、二次投票には約50名の方に審査員としてご参加いただきました。さまざまな立場でビジネス書に関わるプロから届けられた熱い推薦の声にご注目いただくとともに、ビジネス書の新たな魅力にふれる機会としていただけましたら幸いです。

実行委員会紹介 上田渉

株式会社オトバンク代表取締役社長。1980年神奈川生まれ。東京大学経済学部経営学科中退。在学中から複数のNPO(代表例は、かものはしプロジェクト)の立ち上げ・IT企業の経営を経て、2004年にオトバンクを創業し、現職。著書にディカヴァー・トゥエンティワン刊『脳が良くなる耳勉強法』がある。

日本最大のオンラインブックガイド新刊JP及び、日本最大のオーディオブック配信サービス「FeBe」を運営。究極のバリアフリーの達成と出版文化の振興を目指し、 新しい読書の形であるオーディオブックの普及及び書籍の販促支援を行っている。

干場弓子

1985年、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン設立以来、取締役社長として、経営全般に携わる傍ら、編集部全般も統括。 自らも編集者として、勝間和代さんの各書籍、小宮一慶さんのビジネスマンシリーズを手がけるほか、CDサイズ・ミリオネーゼ・強育・携書など各シリーズを立ち上げてきた。