ディズニーのサービスは最高だ。なのにこの本は、ディズニーに超えられないものが日本にあるという。アメリカのサービスと、日本の気遣い。その2つが似て非なるものだとこの本を読むと気付かされる。日本人だからできる気遣いとは何か。サービスはお金を出して買うものだけれど、気遣いは相手を思って自らがするもの。日本人である自分を見つめ直すことができる本だ。
ジュンク堂書店大阪本店 井内さん
老舗料亭で生まれ育ち、三越、ディズニーで学んだ著者だからこそ、「ディズニーにも超えられなかった」という言葉に説得力がありました。「気づかい」は仕事においてだけでなく、生きる上でも大切なものであることを改めて気づかされました。
フォレスト出版営業部 鈴木良明さん
2011年は「日本」や「気づかい」といったキーワードを今まで以上に意識した1年だったように思います。そんな中、落ち着いた表紙と穏やかな雰囲気の本書は、あらゆる世代に支持されてじわじわと売上を積み上げてきたのが印象的でした。先が見えない、など不安定さを感じる今だからこそ、これまで築きあげてきたよい「習慣」を誇りに、特に若い世代には世界を視野に入れ前を向いてどんどん活躍してほしいな、と感じた1冊です。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 中島万里さん