「ビジネス書大賞」は、1 年間を代表するビジネス書を選出し、表彰する、日本初のビジネス書アワードです。
「ビジネス書のプレゼンスをさらに大きなものとすることで、出版業界の活性化に貢献するとともに、日本のビジネスパーソンの成長、ひいては日本の産業界の発展に貢献する」ことを目的に、2009 年 10 月に創設。2010 年に第 1 回を開催し、以後年に 1 度、業界をあげての賞イベントとして実施してまいりました。おかげさまで 2017 年に第 8 回を開催することとなりました。
今回の選考は以下のプロセスにて行います。
●審査員
ビジネス書に造詣の深い経済界の方、書店員様、書評家様、メディア関係者様
読者の皆様(アカデミーヒルズ六本木ライブラリー、NewsPicks、ビジネス書大賞サイト利用者)
●対象作品
2016 年 1 月から 2016 年 12 月刊行のビジネス書
(「日本のビジネスパーソンの成長、ひいては日本の産業界の発展」に寄与するものであれば、展開場所、判型問わずビジネス書に含めます。その他は審査員様各自のご判断で投票いただきました。なお自社書籍への投票はできません)
●選考方法
(1)対象のビジネス書から 3 冊を選び投票
(2)集計の上、上位 10 作品をノミネート作に選定
(3)ノミネート作の中から、各委員が上位 3 作品を選定し、投票
(4)投票結果を踏まえ、最終選考会にて審議
(5)審議を経て、最終選考会出席者による再投票を実施(欠席者については事前投票の票をそのまま採用)
(6)投票数 1 位を大賞に決定、その他上位作品を場合に応じて各賞に決定
過去の結果は以下のようになっております。
ビジネス書大賞 2016
【大賞】 『HARD THINGS』(ベン・ホロウィッツ 日経BP社)
【準大賞】 『「学力」の経済学』(中室牧子 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
【審査員特別賞】 『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊 KADOKAWA/中経出版)
ビジネス書大賞 2015
【大賞】 『ゼロ・トゥ・ワン』(ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ NHK出版)
【準大賞】 『How Google Works』(エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル、ラリー・ペイジ 日本経済新聞出版社)
【書店賞】 『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン かんき出版)
【審査員特別賞】 山形浩生氏(出版業界の枠を超えて社会現象とまでなった『21世紀の資本』をはじめ、数多くの経済書・ビジネス書の翻訳を通じて日本社会に貢献した功績に対して)
ビジネス書大賞 2014
【大賞経済書部門】 『統計学が最強の学問である』(西内 啓、ダイヤモンド社)
【大賞経営書部門】 『経営戦略全史』(三谷宏治、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
【書店賞】 『伝え方が9割』(佐々木 圭一、ダイヤモンド社)
【審査員特別賞】 古賀 史健氏(『嫌われる勇気』『ゼロ』などの執筆、構成に対して)
ビジネス書大賞 2013
【大賞】 『ワーク・シフト』(リンダ・グラットン、プレジデント社)
【優秀翻訳ビジネス書賞】 『スタンフォードの自分を変える教室』(ケリー・マクゴニガル、大和書房)
【書店賞】 『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』(河野英太郎、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
【新人賞】 『採用基準』(伊賀泰代、ダイヤモンド社)
ビジネス書大賞 2012
【大賞】 『僕は君たちに武器を配りたい』(瀧本 哲史、講談社)
『スティーブ・ジョブズ (I)(II)』(ウォルター・アイザックソン、講談社)
【優秀翻訳ビジネス書賞】 (『スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション』(カーマイン・ガロ、日経 BP 社)
【書店賞】 『究極の判断力を身につける インバスケット思考』(鳥原隆志、WAVE 出版)
【特別賞】 『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』(西川善文、講談社)
ビジネス書大賞 2011
【大賞】 『ストーリーとしての競争戦略』(楠木健、東洋経済新報社)
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海、ダイヤモンド社)
【最優秀著者賞】 佐々木常夫(『働く君に贈る25の言葉』『そうか、君は課長になったのか』WAVE出版)
【ベスト翻訳ビジネス書賞】 『20歳のときに知っておきたかったこと』(ティナ・シーリグ、阪急コミュニケーションズ)
ビジネス書大賞 2010
【大賞・出版社賞】 『ブラック・スワン』(ナシーム・ニコラス・タレブ、ダイヤモンド社)
【書店賞】 『成功は一日で捨て去れ』(柳井正、新潮社)
【ブロガー・マスコミ賞】 『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』(神永正博、ディスカヴァー)
【読者賞】 『起きていることはすべて正しい』(勝間和代、ダイヤモンド社)
【新人賞】 『「20円」で世界をつなぐ仕事』(小暮真久、日本能率協会マネジメントセンター)