選評
俺のイタリアン、俺のフレンチ

新しいビジネスの誕生を二度も成し遂げた二勝八敗の著者の先見性、進取性に感動しました。ベストセラーに馴染みのない出版社からでた売れる本という事で、ずっと営業マンの売り伸ばしを応援していました。

齋藤敬司さん/啓文堂書店

坂本社長の戦力思考が非常によくわかる本、新規事業を行う人や独立を考えている方には非常に参考になると思います。長年の経験から裏打ちされたビジネス思考は非常に面白く、また、坂本社長を支える人々の巻き込まれ方も面白い。

篠田晃典さん/丸善 日本橋店

実際に「俺のフレンチKAGURAZAKA」に行った後に読ませて頂きました。普段では味わえないような高級食材の料理を回転率を上げることによって原価率を下げるというのは飲食業界の発想として斬新で、これからの飲食業界に限らず、店舗の経営を変えるヒントが隠されていると思いました。しかし、その経営の根幹には稲盛さんの実直な経営哲学に裏打ちされた基本精神があり「利他の心」「アワーカンパニー」の思想が新しい発想と結合してブームを生んだのだと納得しました。これから事業を始めたいと思っている人にオススメです!

北野有希子さん/MPD BOOK商品本部

従来の飲食店とは全く違う、新しいビジネスモデルを確立した著者の哲学を感じられます。起業を考えている方には必ずお勧めしたい、価値のある1冊です。

水上紗央里さん/紀伊國屋書店 和書販売促進部

話題のレストランの内幕をつぶさに明らかにしている本著。飲食業受難の時代といわれているが、そんななかで「とがっている」なにかをもっているところはお客さまを断らないといけないほど儲かるということを身をもって示してくれた。

丸山純孝さん/マグ広告ドットコム

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰

齋藤塾メソッドで10万部計画に挑戦してくれて、見事にベストセラーにすることが出来ました。自分も一緒に売ると宣言をして「後悔しない生き方-吉田松陰に学ぶ自分と仲間に火をつける方法」というPOPのコピーで売りまくりました。

齋藤敬司さん/啓文堂書店

吉田松陰を超訳するという発想と装丁、内容が良い意味で松陰っぽくなくて新しいと感じました。そのおかげか当店では若い方によく手に取っていただいている印象で女性のお客様の購買も多いです。

武田慶之さん/紀伊國屋書店

ちょうど、「どう生きるべきか」と迷っていた時に読んだ事もあって、とても感銘を受けた作品。彼が松下村塾で教えたのはわずか2年ほどの期間でしかありませんが、その志(スピリット)は多くの門弟に受け継がれ、日本を動かす原動力となりました。その気高く、崇高で、熱い志が現代語で伝わってくる本書は、人生とは何か、生きる意味とは何かを教えてくれます。人生に迷った時に読み返したい一冊です。

讃州屋一龍さん/ブログ「一流への道 ~立志篇~」

不勉強だった私の心に何故か残っている人物のお名前「吉田松陰」この方がどのような事を思い、考え、行動していたのか?この方に教わった方々が何を伝えられその何が今この地に伝わり残っているのか?その思いがきっかっけで読んだ一冊です前を向き背筋を伸ばし生きていたいそう改めて感じさせて頂いた一冊です。

富田景瑚さん/TSUTAYA 新橋店

「超訳」というのは、いろいろ出版されていてこれもそんな中の1冊ではあるが、若者をターゲットにした装丁と内容が合っていて、よく売れました。

井内穂波さん/ジュンク堂書店 大阪本店

混乱の幕末を生き、松下村塾を開塾して、伊藤博文や高杉晋作など多くの政治家・著名人を輩出した著者の格言をわかりやすい現代語に置き換えた本。原文では恐らく理解しづらい名言がすっと心に響いてきます。「最もつまらないと思うのは、人との約束を破る人では無く、自分との約束を破る人です。」など。いつでも手元に置いてことあるごとに開きたい名著。もっと吉田松陰の生き方について知りたくなります。

北野有希子さん/MPD BOOK商品本部

まさに自己啓発と感じさせる一冊。もしも吉田松陰が現代に生きていたら、きっとこういう教えを問いているのではという印象を受けました。この書を手に取った人達の心に響く言葉の数々なのではないでしょうか。自分の生きる意味を考えさせられる作品だと思い推薦しました。

平塚大智さん/TSUTAYA BOOK STORE 有楽町丸井

嫌われる勇気

本書は自己啓発書の原点とも古典ともいえる一冊だと思いました。哲人と青年の対話を通して知ることができるアドラー心理学の神髄は、人の価値観をあっさりひっくり返すほどの影響力を感じるほどでした。特に、今まで仕事で対人関係の悩みを抱えていた人が読めば、かなりの不快感を味わうことになるかもしれません。でも、それが「変わる」ということなんだと思います。だから、読むべきなんです。

中村優介さん/紀伊國屋書店 渋谷店

自己啓発本の名著誕生! 己の魂にズコーーーーーーーンと響きます!!

乾太郎さん/喜久屋書店 阿倍野店

いままでの自己啓発本と違った視点を与えてくれる良書、そして、内容が読み手に理解しやすいよう良く整理してあり、対話形式の文なのも、書籍を普段読みなれない人にも読みやすい。今までフロイトほど語られる機会が少なかったアドラーの世界観が頭の中で展開されて読んでいて楽しい本だった。

清水紀博さん/TSUTAYA 大崎駅前店

”勇気の心理学”と言われる「アドラーの心理学」を、哲人と青年との会話を通じて分かりやすく紹介している。「アドラーの心理学」は、世界的名著「人を動かす」のD・カーネギー氏や「7つの習慣」のフランクリン・R・コヴィー氏に影響を与えている。読めば読むほど、「世界的名著の源流、ここにあり!」と感じる本である。

小笠原真奈武さん/「ビジネス書のエッセンス」管理人

日本では解説本が少なく今回物語形式でわかりやすくまとめられた待望の一冊。欧米の自己啓発書の原点であり読者に思考の大転換を促がす本だと思います。すべての悩みは「対人関係の悩み」であると断言する哲人と青年の対話にどんどん引き込まれていきました。対人関係の問題の解決の鍵がつかめる良書でした。

藤井荘平さん/文苑堂書店 商品部

経営戦略全史

経営戦略論の全史を一冊にまとめるという無謀な本が、それも一人の著者で書かれたことに驚いた。しかも400頁を超えるボリュウムにもかかわらず一気に読ませる筆力に脱帽した。いままで個々バラバラに見ていた戦略論のつながりをわかりやすい文章で解説され大変楽しく読ませてくれたすごい本でした。

藤井荘平さん/文苑堂書店 商品部

「ハーバードビジネスレビュー2013読者が選ぶビジネス書大賞」にも選出された本書。誰もが“聞いたことあるけれど実はよく知らない”コトラーやブルーオーシャン戦略など、経営のアレソレをわかり易く解説した一冊。全てのビジネスマンにとってまさに救世主。

中本文さん/紀伊國屋書店 梅田本店

経営戦略の実際例を歴史的に俯瞰できるので、経営者ならずとも日々のビジネスの仕事の仕方に取り入れられる先人の智慧が満載。バランスよくビジネスを考えられる。

大内達也さん/丸善書店ジュンク堂書店 営業本部

経営戦略という刺激的な学問分野であっても、教科書といえば無味乾燥になりがちだ。しかしこの本はそんな常識を覆す。遊び心にあふれた構成で敷居を下げながら、歴史に名をとどめる偉大な理論の提唱者の人となりを描くことで時代背景を含めての理解を促し、簡潔な事例とともに個々の戦略の特性を浮かび上がらせている。社会人の学び直しにうってつけなのはもちろんだが、明日から使えるツールのカタログとして本書を徹底的に使いこなしたい。

瀬尾俊二さん/図書館流通センター

経営学初心者の入門に最適の一冊です。厚みはありますが、紙面の組み方が工夫されていて読みやすく、様々な経営戦略が解りやすく紹介されています。

桑原勇太さん/紀伊國屋書店 流山おおたかの森店

非常に厚く手にとりにくく感じていたのですが、店頭で良く売れていたので手にとりました。多少難しく感じたところもありますが、総じて解り易く、全体像を捉えることができます。経営戦略史の流れを掴むにはもってこいの一冊だと思います。

岩西克憲さん/文教堂 浜松町店

膨大な経営戦略を系統だてて網羅し、わかりやすく解説されているので経営戦略の全体像がわかる。学問としての経営と実務の両面を知る著者ならではの労作。

小林麻実さん/森ビル アカデミーヒルズ事業部ライブラリー事務局

個人的には一目見た瞬間から、その装丁に心を奪われてしまいました。ちょっと背伸びして購入して損はない、新たな経営学の入門書の登場だと思います。見た目も内容も充実していてカッコイイなんて、心憎いビジネス書です。

中島万里さん/カルチュア・コンビニエンス・クラブ エンタテインメント事業本部

写真や図が多く使われ、平易に書かれたこの本には、過去100年にわたる経営戦略論がざっと網羅されている。例えるならば、品ぞろえの良いスーパーのようなイメージだ。「色々な商品が目の前に並んでいて気軽に手にとれる。その中から何を買うのかは、こちらの自由」といった感じだ。 個別の経営戦略は知っているものが多い。しかし、不思議なもので、歴史をたどり、連続的に読むことによって新たな刺激を得ることができる。経営戦略論を学べるだけでなく、自らの組織にマッチした戦略を選び出すために参考となる良書。

嶋田有孝さん/日経サービス 取締役社長

環境の変化が激しく、各戦略論をそのまま使うことのできない現在、本書は、様々な経営の理論・考え方を教えてくれ、読者が自らの仕事をする上で多くの引き出しを準備する為に必要な一冊。

石峰茂治さん/キクヤ図書販売 橿原店

経営戦略という言葉だけで手が出しにくそうなジャンルの書籍のハードルを良い意味で軽やかに下げた1冊。かといって内容が陳腐化することはなく初心者にも上級者にも納得のいく仕上がり。少々高額ながら売れることが納得の1冊です。

武田慶之さん/紀伊國屋書店 京橋店

【ストーリーで経営戦略丸わかり】教科書的に、辞書的に、百科事典的に、物語的に経営戦略が学べる一冊。1910年代から現代までに登場した、90余りの戦略コンセプトを、その背景とともに『ストーリーで読む』経営戦略書。「ドラッカー」「コトラー」など延べ132名が登場。小難しくなりがちな経営戦略を、写真や図表満載で分かりやすく学べるのが嬉しい。

せんちえ慶次さん/センチエ代表

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

ビジネス書を求め読む心の内にいつもエリートと呼ばれる者に確かに憧れと尊敬を感じていた。その彼らと共に仕事することが私の将来に訪れることがあるはずだと生きてる。そんな私が何から学ぼうかと模索状態の時に出会い自然にレジに行き、今私の机にあります。基本の大事さを思い出させてくれる一冊です。

富田景瑚さん/TSUTAYA 新橋店

やや高度ながら、当たり前の仕事術が具体的かつロジカルにあげられていて、入社3年目ぐらいからのスタッフの教科書としたい1冊。

干場弓子さん/ディスカヴァー・トゥエンティワン 取締役社長

「仕事の基本」とも言うべき48の項目が書かれている本。ゴールドマン・サックス、ハーバード・ビジネス・スクール、マッキンゼーを経験した著者が、一つひとつが基本を自分の体験を交えながら深堀された内容となっている。そのため、基本事項として認識していることも、本書を通じて今まで知らなかった様々な気づきを得ることができるのではないかと思う。

小笠原真奈武さん/「ビジネス書のエッセンス」管理人

タイトルにもある通り、働くうえでの基本が詰まってました。とても内容は端的で読みやすく、繰り返し読んで、より身につけやすいような作りになってたのではないかと思いました。あまりビジネス書を読まない方にも薦められる一冊だと思い推薦しました。

平塚大智さん/TSUTAYA BOOK STORE 有楽町丸井

疎かにしてしまいがちな基本が再確認できる本だと思います。

高橋優さん/キャップ書店 御堂筋本町店

マッキンゼー、ハーバード、スタンフォード…、今年のビジネス書のベストセラーには、世界のエリートに学ぶ本が、実に多かった。その中でも今年とてもよく売れた本。最初いわゆる「エリート本」が、多くの人に読まれるのが不思議だった。読んでみてわかったのは、「世界のエリート」の中で働くということは、尊敬すべき上司や同僚に囲まれて仕事ができるということで、その人たちから常に、学ぶことができるということ。とてもうらやましい。現実では目標となるような存在が近くにいなかったとしても、この本を読むことで、いわゆる「普通の」ビジネスパーソンも、自分の日常の仕事の目標を定めることができるのだ。

竹添嘉子さん/紀伊國屋書店 新宿本店

一つ一つのことは既に他のビジネス書で言われているようなことですが、大事なことを中心に非常によくまとまっています。20代のみならず30代が今までの総復習をするのにもうってつけの一冊です。

大森三規雄さん/KADOKAWA セールスマーケティング統括本部

基本がしっかり身についていることはあらゆることで重要で、それはビジネスの世界でも求められる。ゴールドマン・サックス、マッキンゼー、ハーバードという世界最高峰の集団の中で生活した著者が身に付けた「基本」を千数百円で知ることは非常に得であり、その基本は我々に習得不可能なものでは決してない。海外での活躍を目指す方にもお勧めできる点で、海外を意識せざるを得なくなってきたこの時代にタイムリーな一冊と感じた。

斎藤広臣さん/オリオン書房 所沢店

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

今までの堀江さんのイメージでは想像しにくい弱い部分やコンプレックスなどが描かれている点が今までの著書とは異なり、より読者に身近な存在だと思わせているので、多くの読者に受け入れられた原因だと思う。

石坂高樹さん/天狼院書店

読んだ後、自分にもまだまだできることがあると、やる気が漲りました。経験を1つ1つ足し算をすることが大事だという、ごくごく当たり前にも思える事を、堀江さんが言うことで説得力が大きく増しているからだと思います。そういうこともあって老若男女の方々が購入される珍しいビジネス本です。

松倉秀樹さん/TSUTAYA アトレヴィ田端店

非常に読みやすく、堀江さんのストレートなメッセージがズバズバ刺さる1冊でした。

高橋優さん/キャップ書店 御堂筋本町店

「ゼロの自分に、イチを足そう。掛け算をめざさず、足し算からはじめよう。」という堀江さんの言葉には、意外性とともに共感とやる気をもたらしてくれました。そして、働くことこそ、自分を変え、周囲を動かし、自由を手に入れるための唯一の手段だ、という堀江さんの意見に賛成し、日本に1人でも多く、働くことに生きがいを見いだす人が出てほしいと思います。

杉本禎浩さん/ほぼ日blog ~通勤読書で継続力を高めよう!~

起業から10年で一気に時代の寵児になった「天国」と、実刑判決を受け耐え難い孤独を経験した「地獄」を味わった著者だからこそ、読者に伝えられる「ゼロ」からのスタートに説得力と力強さを感じた。プライベートなエピソードがふんだんに盛り込まれていて親近感を覚えたし、そこから導かれた堀江氏のシンプルで鋭い答えに胸を打たれた。十代の若い方々はもちろん、著者よりも上の世代の方々にも読んでみていただきたい一冊。

斎藤広臣さん/オリオン書房 所沢店

傲岸不遜な“ホリエモン”も色々苦労しながら生きてきたんだなぁ、とシミジミした読後感に浸りました。その時点で著者・編集者の思う壺のような気もするが、成功者の物語として素直に面白い。特に学生時代や家族の話など、これまでの著者のイメージとかけ離れていて興味深かった。<分かってもらいたい>ために書いた、という著者のインタビューなどと併せて読むと、一層味わい深い。

田原英明さん/プレジデント社

人間が「社会的な」生き物である最大のポイントは、「働く」という行為によって、社会を創りながら、社会との接点を持ち続けるところにあると思っています。いったん、社会とは隔離された状態におかれた筆者が、ゼロからでも「働く」ということに拘る、その魂に触れることで、社会の中で当事者であるということはどういうことか、を、感覚的に理解できる書籍ではないでしょうか。“どうやって働くの?”などと人に質問している時間があれば、まず、この書籍を読んでほしい、というのが、忌憚のない意見です。

寺西隆行さん/Z会 教材編集部

人は何かに「没頭」することができたときその対象を好きになることができる。この言葉がすべてを表しているように思います。没頭することだけが成功への早道と考えると、どうすれば「没頭」できるのか?という考えを本著で学ぶのが、仕事を楽しくする方法と思います。

丸山純孝さん/マグ広告ドットコム

仕事の報酬はお金でもなく女でもなく、仕事であることを堀江氏の口から聞けるのは、その影響力からして、嬉しいことです。

干場弓子さん/ディスカヴァー・トゥエンティワン 取締役社長

伝え方が9割

同じことを言うにしても伝え方でノーがイエスになる、しっかり伝わるという事例が著者本人のコピーライターとしての経験から裏打ちされており、読みやすい文章で良かった。

武田慶之さん/紀伊國屋書店 京橋店

ビジネス書って面白い、と改めて感じた1冊だからです。立ち読み後に高い確率で購入につながっています。“個性あるコトバは作れる”とその技法を惜しみなく提供し、誰でもすぐにやってみようと思える書き方になっています。個人の発信力が求められる時代だからこそ、多くの方に読まれているのです。これぞビジネス書!

三塚まどかさん/ジュンク堂書店 仙台本店

人間同士のコミュニケーション力が薄れつつあるなか、「言葉にもレシピ本が必要になったのだな」と感じさせる、とても使える本です。感動させる言葉、心を掴むフレーズ、慌ただしい日常の中でいかに人を振り向かせる面白い伝え方をするか。これを読んでからというもの、私自身「付箋は立てて貼る」をやらずにはいられなくなりました。またこの本に出てくる修辞のセオリーを知っていれば、世の中にあふれる様々な美辞麗句を丸裸にできてしまうという、意外な裏技も習得できるのです。

成田すずさん/ジュンク堂書店 那覇店

同じことを話すのに、言い回しが違えば伝わり方も違ってきます。日常でも仕事でも、少し気をつけるだけでうまく行くのかもしれません。近くに大手広告代理店のある当店では、よく売れました。

井内穂波さん/ジュンク堂書店 大阪本店

私たちの日常は、コミュニケーションの連続であり、考えや思いを言葉にして伝える力はとても重要だ。正しく伝えることができないなら、良いアイデアを持っていても宝の持ち腐れとなる。また、いくら良い人物でも伝える力が乏しければ、周囲の人たちの好意や信頼は得られない。伝える力こそが、私たちの人生を決定づけているのだ。この本は、平易な文章と数多くの実例によって、伝え方の技術をわかりやすく教えてくれる。コミュニケーション力向上のために大いに活用したい一冊。

嶋田有孝さん/日経サービス 取締役社長

「考えているうちに何を伝えたいのかわからなくなった」「自信作のコピーでアピールしたのに、全く結果につながらない」…こんな経験ありませんか?ありますよね!そんなあなたに全力でおススメできるのがこの本。コピーライターとして言葉と格闘した著者がやっとの思いで手に入れたテクニック、それが凝縮されたお得な1冊です。「強いコトバ」を手に入れることで、あなたの仕事も人生も強く変わること間違いなし!興味のある方は、「はじめに」と「おわりに」だけでも立ち読みを。きっともっと読みたくなりますから。

松本玲子さん/戸田書店 静岡本店

営業や対人関係の多い仕事の方や、文章にたずさわる仕事をしている人には必須な一冊だったのではないかと思いました。それ以外でも、誰もが抱えているコミュニケーションという悩みを解消したのではないでしょうか。わかりやすい、読みやすいというのが好印象でした。2013年中、常にあらゆるランキングに入っており、名実ともに一番だと思い推薦しました。

平塚大智さん/TSUTAYA BOOK STORE 有楽町丸井

コミュニケーションについての本は数多ある中、ド直球なタイトルと、余計なものが一切ないシンプルな装丁で大成功された、まさに堂々たる本だと思います。もちろん、内容も編集も練り込まれているからこそのベストセラーだと思います。

岸正一郎さん/PHP研究所 THE21編集部

コミュニケーション本として2013年のトレンドの方向を決めた一冊。ほんの少しの違いでこうも伝わり方が変わるのかということを明瞭に示し、ビジネスブックマラソン、ビーバップハイヒール等のメディアの紹介により一気にベストセラーとなった。

中本文さん/紀伊國屋書店 梅田本店

伝え方とはコミュニケーションのテクニックであり、ビジネスのみならず人間関係における重要なテーマです。誰もが自由に言葉を使いますが、上手に使えているかどうかは、本人には分かりません。こういった書籍がそれを見つめ直す良いきっかけになると思います。

今清和さん/文教堂書店 東大宮駅ビル店

ちょっとしたコピーを作る、仕事先でのコミュニケーションなど、働く人にとって大変有効な実用書かと思われる。実際、書店の仕事で文言を書く時(POPやパネル作成時)、可能な限り読み返している。挿絵のワンちゃんとわかりやすい構成で、楽しく読むことができた。

岡崎史子さん/三省堂書店 有楽町店

伝える、とくに興味のない人になにか伝えなければいけないとき、熱意や細かな説明だけでは難しいですね。コツがわかれば楽になります。オススメです。

辻寿美子さん/旭屋書店 なんばCITY店

ビジネスパーソンに欠かせない表現力について、そのテクニックのみに絞って書かれたもの。話の上手な人は無意識にやっていることでも、そうでない人にとっては貴重な情報。

小林麻実さん/森ビル アカデミーヒルズ事業部ライブラリー事務局

著名とは言えない著者の著作を、これだけ売ったことがスゴイ。ビジネス書に馴染みのない読者にも、かなり訴求したのであろうことを考えると、タイトルや読ませ方の工夫の巧みさに脱帽する限り。

田原英明さん/プレジデント社 書籍部

共感できる部分が多くあり、実践的な内容も良かった。

大熊恒太郎さん/NET21 第一書林 取締役

統計学が最強の学問である

ビッグデータが話題になるなど、関心を集める素地はあったとは思いますが、統計学というと取っつきにくいイメージがあると思います。それなのにベストセラーになったというのは、著者、編集者の力だと思います。まだまだビジネス書には可能性があるとも思わせてくれました。

岸正一郎さん/PHP研究所 THE21編集部

昨年来ブームとなっている統計学、データサイエンティスト関連本への入り口となる分かりやすい本。一般のビジネスパーソンに統計学の有用性を広めた一冊。

松尾茂さん/TravelBookCafe

統計学の底力をこれでもかこれでもかと事例を挙げて見せてくれる、パワーと情熱にあふれた本。また「経験と勘だけの不毛な議論」でものごとを決めることが、いかに大きな犠牲を社会や人々に強いているかを具体的に力説して、私たちの働き方にきわめて大きな示唆を与え、統計学入門を超えた読者の広がりを獲得した。文章や構成に著者の力量を感じる。ビッグデータ時代が本格的に到来した年を代表するビジネス書だと思う。

唐沢暁久さん/講談社 学芸図書出版部

日の当たることが少なかった「統計」にビジネスからの視点を当ててくれたことがすごく大きい。ビックデータの時代になりより「統計」の重要性が高まっているがほとんどの人にとっては関係ないことと思割れているので。

丸山純孝さん/マグ広告ドットコム

弊社担当者が一押しであったから。

大熊恒太郎さん/NET21 第一書林 取締役

数字にダマされず利用する為の知識が身に付く本書は、今まで定着しそうでしなかった「ビジネス数学」というジャンルを、多くの書店員・ビジネスマンの頭に植え付け、確立させた。是非とも賞を贈りたい一冊。

石峰茂治さん/キクヤ図書販売 橿原店

表紙がカッコイイ。数字や統計は大事ですよという本は今までにも発売されていたが、これはタイトルで言い切った!というかんじ。飛ぶように売れるのを見て、やはり皆さん気にはなっていたんだなと思いました。統計学大事だよな、やらなきゃな、というビジネスマンの背中を押してくれます。

辻寿美子さん/旭屋書店 なんばCITY店

現代ではおよそあらゆる物事が計算され予測可能となっているが、その中核に位置するのが統計学の考え方である。しかし、ビジネスでも他の世界でも多くの人が数字による裏付けを口にしながら、その実どれだけ統計学が理解されているだろうか。本書は右開き縦組みのコンパクトな本に思いつく限りの統計の話題を盛り込んで、そのコンセプトを一般人でも理解できるよう記述している。グラフによる視覚化を多用する一方数式はまったく登場しないが、内容は非常に高度な話題に及ぶ。本書が統計学最強の入門書であることは疑いない。

瀬尾俊二さん/図書館流通センター

発売されてから徐々に人気が出てきた本です。ビッグデータへの関心の高まりと共に話題になったのだと思います。この本が出てから、お店に統計や数字に関する本がだんだんと増えてきました。

松倉秀樹さん/TSUTAYA アトレヴィ田端店

統計学をビジネスマンに浸透させた一冊。わかり易い例でベストセラーとなった。

中本文さん/紀伊國屋書店 梅田本店

不格好経営

起業の魅力と困難さが凝縮されている。この本を読んで起業を決意した人なら、必ず成功するんじゃないだろうか。そのくらいの起業の困難さが描かれているが、その経験の素晴らしさには嫉妬を覚えた。失敗事例が多く開示されている点、経営学のケースとしての魅力も十分ある。

岩佐文夫さん/ダイヤモンド社ハーバード・ビジネス・レビュー編集長

生みの苦しみ、育てる喜び、手放す痛み。著者の肉声が伝わってくる、創業記の名著。

中嶋愛さん/プレジデント社 書籍編集部

自身の格闘と苦悶の経験の足跡を丁寧にまとめたことで、今日ありがちな自己啓発的なビジネス書にない、極めて骨太な書籍となった。

原孝寿さん/社KADOKAWA 角川oneテーマ21編集長

DeNAの南場 智子氏が、自らのDeNAなどでの経験と経営について語られています。リアルな経験なので、興味深く読むことができます。困難にぶつかりながらも、あきらめずに、ビジネスを成功へと導こうとしている姿に共感を感じながら、本書を読むことができます。経営者はもちろんですが、ビジネスパーソンも、仕事への向き合い方に感じるところがあるはずです。

こばやしただあきさん/ビジネス書書評メルマガ「知識をチカラに!」

ディー・エヌ・エー(DeNA)創業者の南場智子氏が、自らの言葉でこれまでの軌跡を語った。ゼロから会社を立ち上げ、きちんと事業を成長させていくために不可欠なことがこの本には詰まっている。その中で本当に大切なことは、賢い戦略ではなく、何事にも勝る「情熱」なのだ。これは決してベンチャー企業だから、創業者だからということではなく、あらゆるビジネスマン通じるものであろう。「なぜ働くのか、この仕事をするのか」について考えさせられる1冊。読後の強い感動と清涼感がある。

伏見学さん/アイティメディア株式会社 ITmediaエンタープライズ編集部

著者自身が書いたというだけあって文章に迫力があり面白かった。経営者である著者が社員をどのように観察しているのかを知る上でも参考になった。

四本恭子さん/幻冬舎 第二編集局

とても面白い本。ビジネスに興味がなくてもぐいぐい読めてしまう。でも、きちんとしたビジネス本。なるほど、と思う処がたくさんある。話題のベンチャー企業DeNAの、創業時からの歴史や、生え抜きの個性的なメンバーによるチームワークは、とてもわくわくさせられる。創業者である南場さんは、今ウーマノミクスで話題の女性経営者。だが、女性とか男性とかいうのはたいした問題じゃなく、どれだけ努力して仕事に打ち込めるかがすべてなのだと実感した。

竹添嘉子さん/紀伊國屋書店 新宿本店

ストーリーが面白すぎるビジネス半生記。著者のセンスが反映された独特の語り口が面白さを倍増させている。「社長の年収査定」の話など爆笑を禁じられなかった。著者のお父上のエピソードも素晴らしい。しつけが厳しく、入社先は自分が決めることを条件に津田塾大学への進学を許したが、マッキンゼー入社を快く認め、起業後まもなく娘の預金口座がからっぽになったときに手紙を出し、「生き甲斐は処した困難の大きさに比例する」と応援、著者はその手紙を手帳に挟んでいたという。ただし、刊行後のインタビューで一部の人間関係についての記述が違っていたことを認めるなどした点で、本作が受賞にふさわしいかどうか議論のあるところかもしれない。

唐沢暁久さん/講談社 学芸図書出版部担当部長

これはやられた!

亀井史夫さん/KADOKAWA ノンフィクション単行本編集長

成功した女性経営者としてメディアへの露出もあり、過去に某雑誌で女性ビジネスパーソンのナンバーワンに選ばれたこともあるため、同性としてとても興味を持っていました。元コンサルタント経営者のノウハウ本ではなく、あくまでも南場さんの自叙伝です。失敗を糧にする彼女のバイタリティー、そしてしたたかさもしなやかさも、その全てが文章からあふれていて読みごたえがありました。起業に興味のない方にもお薦めできる起業物語です。

松本玲子さん/戸田書店 静岡本店

ビジネスをしている人の本でダントツに面白いと思いました。著者はDeNAの創業者。つまずきながらも前進していくDeNAの軌跡をつづったこの本の面白さは、著者自身であると言えます。会社を一番に想っている人の本だから面白いのだと思います。

三塚まどかさん/ジュンク堂書店 仙台本店

ゲーム事業にはやや嫌悪感を抱いていて、偏見を持った状態で読み始めたが、とてもスピーディーで起伏に富んだ展開に引きずられ、そして著者の軽はずみな所や、茶目っ気に好感を持ち、気持ちよく読了した。

ハマザキカクさん/社会評論社

アドベンチャーゲームが大好きな方が、経営って言うことの肌感覚を身につけるのに最適な書籍ではないでしょうか。泥臭いことを一つ一つ積み重ねてきた、筆者の執念のような、そして恰好は決して良くない姿を感じることができます。

寺西隆行さん/Z会 教材編集部理科課課長

まんがでわかる7つの習慣

発売からあっという間に売り切れました。イラストもきれいで、7つの習慣の要素がストーリーとして繋がっていてわかりやすかった。主人公が女性だからでしょうか、若い女性のお客様にもたくさん売れたのも印象に残っています。新社会人、就活生にもオススメしやすい書籍です。

辻寿美子さん/旭屋書店 なんばCITY店

7つの習慣は前に一度読んでいたが、漫画になっている事でより感情に残りやすい。今まで大人向けの印象が強かったが、子供に親が買っていくケースも多く、好評だった。

清水紀博さん/TSUTAYA 大崎駅前店

超定番の名著をマンガ化するという今までありそうでなかった発想。特に若いお客様が手にとって読まれている印象が強いです。内容も構成もわかりやすいですし、価格もお手頃なので、ヒットするのも納得です

松倉秀樹さん/TSUTAYA アトレヴィ田端店

世界的ベストセラーのエッセンスをギュッとまとめている非常にコスパの高い1冊。特にすばらしいのはまんがのストーリー性です。このまんががあるだけで誰でも『7つの習慣』を理解することができるでしょう。今冬イチバンのビジネス書でした。

三塚まどかさん/ジュンク堂書店 仙台本店

あの『7つの習慣』をマンガで?と思いましたが、ストーリーが読み応えのあるものだったことや、各章ごとに原著のエッセンスがうまくまとめられていて、原著の『7つの習慣』を途中で挫折していた人やこれまで手が出なかった人に、うまくささったのではないかと思います。また女性が主人公ということで、普段ビジネス書を読まない女性層にまで裾野が広がったのもヒットの要因かと思います。

中島万里さん/カルチュア・コンビニエンス・クラブ

無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい

大きな組織になればなるほど、なかなか社員を統一する事が難しい中、無印良品は、それをマニュアル化することで成し遂げ、更に業績をV字回復させた。今までの体制を壊し、新しいことに挑戦する姿勢を自分も見習わなくてはと思わされる。

進藤美沙さん/紀伊國屋書店 札幌本店

良くないイメージがついて回る「マニュアル」ですが、正しいマニュアルとは強力な武器であることを示しています。自分の仕事に正しいマニュアルはあるか、問い直すきっかけになります。

水上紗央里さん/紀伊國屋書店 和書販売促進部

ビジネスにおける仕組みの重要さをこれほど思い知らされた本は、これまでなかったかもしれません。自身の仕事を見直し改善するためのきっかけとなる1冊。

井谷晋弥さん/戸田書店 静岡本店

この本を読んで、自分のお店に無駄が多いことに気が付きました。これを参考にうちのお店にも様々なマニュアルを作っていきたいと思いました。

高橋優さん/キャップ書店 御堂筋本町店

無印良品の会長は自社のマニュアルを一部公開し仕事の仕組みについて書いてある本、経営者はもちろん管理職の方々はぜひ一読してみると参考になると思います。各企業のリーダーの方がこの本を読み、実践できれば、日本経済はどんどんよくなるかも??

篠田晃典さん/丸善 日本橋店

MUJIのキャッチフレーズ「わけあって、安い」その仕組みを大公開!“MUJIGRAM”とは!

乾太郎さん/喜久屋書店 阿倍野店

劇的なV字回復をやってのけた良品計画。そのカギは2000ページにも及ぶマニュアルでした。人に頼らない「仕組み」を作ることで仕事を効率化し、一定のレベルを保つことに成功したのです。そしてその「仕組み」=マニュアル作りで重要なのが、リアルタイムで改善していくこと。確かに化石化したら無意味なんですが、これがわかっていても難しい。さらに驚いたのは、マニュアルにはその作業の意味までしっかり載っているということ。これはもはや単なるマニュアルでは無く、れっきとしたコミュニケーションツールです。「仕組み」と「コミュニケーション」、つまり「マニュアル」と「社員の心」を大事にして業績を上げた松井式経営に学ぶところは非常に多いと思います。マネジメントに関わるすべての方にお薦めしたい良書です。

松本玲子さん/戸田書店 静岡本店