いま、私たちは何が求められているのか。
これから私たちはどう生きていくのか。
80名の目利きが選んだベストビジネス書、ついに発表!
時代を知り、次第を創る、いま読むべきベストビジネス書150冊。
2010年よりスタートしたビジネス書大賞。去年に引続き、今年も第2回目となる「ビジネス書大賞2011」を開催し、全国の書店、出版社、マスコミ、ブロガーを中心とした80名の選考委員が審査に参加しました。
大賞をはじめとした各賞の発表、受賞作品の著者、編集者への特別インタビューをはじめ、全ノミネート作品150冊以上の推薦の声を掲載。また、目利き選考委員が選んだ新旧含めた「ビジネス書の名著」ガイドも見逃せません。
そのほか、小宮一慶氏によるデール・カーネギー特集や、ビジネスブックマラソン編集長土井英司氏を迎えてのビジネス書の今後を論じた緊急対談など、これからの未来を生き抜くために読んでおきたいビジネス書が、必ず見つかるはずです。
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ビジネス書大賞2011開催にあたって
ビジネス書大賞2011受賞作決定!
ビジネス書大賞2011受賞作
・総合順位BEST9
・一次選考BEST10
・生中継!最終選考会
・大賞、最優秀著者賞、ベスト翻訳書賞、著者・編集者特別インタビュー
・ビジネス書大賞全ノミネート書籍推薦の声
[特集]デール・カーネギー 『人を動かす』『道は開ける』
私たちが選ぶビジネス書の名著
[緊急対談]これからの日本を救うビジネス書とは
ここ数年間、いわゆる「ビジネス書」が出版業界を活性化しています。
多忙ゆえに活字から離れていた多くのビジネスパーソンが書籍に戻ってくるとともに、ビジネス書が社会現象となり、テレビや新聞・インターネットをはじめとするメディアに大きな影響を与える事例が増えてきています。
また、ビジネス書ブームは、著者についても新しい現象を生み出しています。
著名経営者やビジネスリーダーのみならず、普通のビジネスパーソンが書いたビジネス書がベストセラーとなり、書籍から新たに影響力を持つ人物が生まれてきています。
明治時代、福沢諭吉の『学問のすすめ』がポスト身分制度の生き方を提示してベストセラーになったように、現代においてビジネス書は時代の変化を先取りし、新しいライフスタイルを提案するとともに、時代を代表する人物を輩出する基盤となっています。
激しく変化し、これまでの考え方が通用しない時代環境において、ビジネス書は新しい考え方・方法論を提示し、時代を創る存在になったといえるでしょう。
そのような潮流を背景とし、私どもは、その年を代表するビジネス書を選出し表彰するビジネス書専門の賞を創設することにいたしました。
なおここでビジネス書とは「ビジネスパーソンにとって学びや気づきがある本」と広く定義し、単行本・新書等の体裁や実用書・文芸等のジャンルにはこだわらないとします。
賞の選考は、書店、ブロガー、出版社、マスコミの代表と一般読者の投票によって進めます。これは、現在のビジネス書が、単に著者の力だけでなく、多くの関係者の力がまとまって一つのムーブメントになることで初めて、読者の広い支持を受けるようになる現状を反映したものとしたいためです。
ビジネス書大賞を通じて、ビジネス書のプレゼンスをさらに大きなものとし出版書店業界の活性化に貢献するとともに、日本のビジネスパーソンの成長、ひいては日本の産業界の発展に貢献してまいりたいと考えております。